増える・かさばる・捨てられない…こどもの作品の保管について

どんどん増えていく子どもの作品と保管方法

幼稚園・保育園に通うようになると、子どもが描いた絵や創造物などの作品を持って
帰ってくるようになります。小学校になると立体物の作品も増えるように。
子どもが一生懸命に作り、そして成長を感じることができる作品は、捨てずにでき
るだけ残してあげたいものです。
母の日や父の日などのイベント時や学期末になると、子どもが絵や作品を持って帰っ
てくることが多くなります。子どもが2人ともなると量はなかなかのもの。
お部屋が片付かなくなる前に整理をしたいものです。

・子どものギャラリースペースを設ける
リビングなどの一角、棚の上や壁などに子どもの作品置き場を作ります。
月ごとや3ヶ月など期間を決めて作品を入れ替えて、その後は保管するか処分する、などルールを
決めると良いですね。子どももみんなに作品を見てもらえると満足するようです。

・ボックスやファイル・袋に入れて押し入れ保管
作品を持って帰ってきたら、ひとまず大きめの袋や箱にまとめてしまう・・・と、その前に!
子どもが2人以上いる場合は、子どもごと、年度ごとなどまとめてからしまいましょう。
溢れんばかりになって、いつの時期のものかが分からなくなってしまっては残念です。

・写真を撮ってデータ保管
デジカメやスマートフォンなど、いつでも写真を撮ってフォルダで管理ができる時代
です。絵だけでなく、粘土などを使った立体物の保管はなかなか大変。データ化して
おけば作品をかさばらずスマートに思い出を残しておくことができます。
ただ、バックアップを取ったりCD-Rに書き出しなどは必ず忘れないように。

・専用倉庫や作品化サービスを利用する
子どもの絵やおもちゃなど思い出グッズを専用箱で倉庫保管してくれるサービスや、
作品をデータ化して本やアートに加工してくれるサービスを利用するのもいいかもしれません。

子どもの時期ならでは感性を大事に

子どもの時の作品は、大人になってからではまったく思いつかないような色づかいや構図だっ
たりします。
私が子どもの時の作品はほんの2~3点しか残っていませんが、人間よりウサギが大き
かったり、魚が空を泳いでいたり…その時に何を思って描いていたのかは今になっては
知るよしもありませんが、大人になってから、それらの作品を見返すことが出来るの
は何よりも宝物です。そしてもう少しとってあったら嬉しかったなとも思います。

母の日にもらった絵、家族の思い出を描いた絵、子どもがお気に入りの作品…住宅事情
や保管場所の問題もあると思いますが、出来るだけ大人になるまで残してあげたい。
子どもと一緒に、これは取っておく?これは要らない?と子どもの意見を聞きながら処
分・保管をしていくのも良いですね。